
栄養ニューズ
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2025年1月1日号
第46回日本栄養アセスメント研究会学術集会開催 特別講演 ◉異なる周期の栄養学について考える
発表の要点
演者の清水雅仁先生ははじめに肝硬変治療では栄養療法が重要であることに触れ、GLIM基準による低栄養の評価が予後やサルコペニアと相関することを紹介した。『肝硬変診療ガイドライン2020』では栄養療法開始の基準としてアルブミン値、Child-Pugh分類、サルコペニアの評価を推奨していることを紹介し、とくにサルコペニアを有する肝硬変患者へのBCAA投与が予後を改善したことを報告した。また、『肝硬変診療ガイドライン2020』では肝性脳症の昏睡度分類も整理されたが、今後さらに不顕性肝性脳症の把握とハイリスク例に対する早期介入が重要になると指摘した。また、肝性脳症の治療ではリファキシミンが有効性と飲みやすさの点で有用とした。さらに、不顕性肝性脳症の把握には簡易ストループテストが簡便で使いやすいとし、加えて、栄養アセスメントと栄養療法の重要性を説いた。