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栄養ニューズ 494
2025年1月1日号

第11回日本時間栄養学会学術大会開催 シンポジウム1◉異なる周期の栄養学について考える

発表の要点

東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院の藤平杏子先生は食欲には様々な要因が影響しており、食
行動科学は心理学、生理学、社会学など多彩な領域からそのメカニズムの解明を目指しているとした。
さらに、食欲の日内変動として、朝方の食欲不振、夕方の過食が知られており、食欲を増進するグレ
リンや食欲を抑制するレプチンなどホルモン分泌の日内変動に加え、胃の運動や味覚の日内変動が
食欲に影響していることを説明した。また、食欲には季節変動があり、その要因として気温や日照時
間の変動、行事など社会的環境の影響が考えられるとした。日内変動や季節変動で減退した食欲を
亢進させる介入としては、食事前の温かい飲料の摂取が有効と紹介した。