
栄養 Vol.40 No.1
2025 MAR
Special topics 特集:NSTの現状
【総説】 NSTの現状 薬剤師の視点から
鈴木慎一郎1,2)、上原秀一郎1)、秋本高義1)、髙橋真実子1)、 堀内有紀子1)、梅田富子1)、藤條 拓1,2)、林 宏行3)
1)日本大学医学部附属板橋病院 NST、 2)日本大学医学部附属板橋病院 薬剤部、 3)日本大学薬学部
NSTは多くの医療機関で稼働しており、その一員として薬剤師も携わっている。薬剤師は静脈栄養や経腸栄養の投与設計、医薬品が栄養管理に及ぼす影響や合併症の回避などを中心にNSTに関与している。急性期医療機関である当院のNSTは依頼対応型であるが、介入は週1回であるため、病態の変動が早い患者への対応の遅れや、栄養状態に問題のある患者全てに介入できない、などの課題がある。こうした課題を解決する手段の一つとしてNST担当薬剤師と病棟担当薬剤師の連携は必要と考えている。NST担当薬剤師以外の薬剤師へ栄養管理の重要性を浸透させ、栄養状態に問題がある患者を認識してもらうことで、よりきめ細かな介入が可能になると考える。
KEY WORDS ▶︎ 静脈栄養、経腸栄養、医薬品相互作用、合併症予防、薬剤師