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栄養ニューズ 511
2026年6月1日

第29回日本病態栄養学会年次学術集会 シンポジウム8「プレシジョン栄養学の現在と展望」

発表の要点

信州大学医学部附属病院 臨床栄養部の髙岡友哉先生は、栄養指導の起点となる「食事評価」について、自己申告型調査法では、24時間蓄尿法などの客観的指標と比較してナトリウム摂取量の場合、「過少申告(実際の摂取量より 少なく申告すること)」が生ずることをメタ解析の結果で示した。また栄養素の摂取量には日間変動による測定誤差も大きいと指摘。精度の高い栄養素摂取量の把握には複数日の調査期間が必要とし、正確な食事評価がプレシジョン栄養学の土台であり、管理栄養士は、調査手法の限界とその測定誤差を正しく理解し、自分が対象者の栄養素摂取量をどの程度測定できているかの自覚が必要、とした。