
栄養ニューズ
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2025年7月1日号
第29回日本フードファクター学会学術集会 開催 基調講演 食品の精密栄養学
発表の要点
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の國澤 純先生は、腸内細菌叢は健康に様々な影響を与えるため注目されており、個人差が大きいが、腸内細菌叢の状態は多様性があることが望ましいと指摘した。さらに、腸内細菌は食物繊維を利用して短鎖脂肪酸を産生していることに触れ、このような健康に有用な代謝物を産生できる環境づくりが必要とした。その一例として、オメガ3脂肪酸によるアレルギー抑制効果を示し、オメガ3脂肪酸から有用な代謝物を産生できない場合は、オメガ3脂肪酸を発酵食品に使われている菌などと合わせて摂取することで健康効果を得られる可能性があるとした。また、個人の腸内細菌叢を迅速に測定するため、「腸内細菌検査キット」を開発し、大阪・関西万博で提供を予定していることを紹介した。