大会長に聴く 第41回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN2026)の見どころ
2026.02.02栄養剤・流動食 , 栄養素JSPEN2026に寄せて─「Innovation」の舞台から未来へ
第41回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN2026)開催

国際医療福祉大学病院 病院長/国際医療福祉大学 医学部 医学科 消化器外科学 教授 鈴木 裕先生
第41回日本栄養治療学会学術集会(JSPEN2026)開催概要
テーマ:Innovation
会 期 :2026年2月13日(金)~14日(土)
会 場:パシフィコ横浜 ノース・展示ホール・アネックスホール
会 長:鈴木 裕(国際医療福祉大学病院 病院長/国際医療福祉大学 医学部 医学科 消化器外科学 教授)
副会長 :石井良昌(日本大学松戸歯学部 口腔外科学講座 教授)
運営事務局: 株式会社コングレ内 〒103-8276 東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング
TEL: 03-3510-3701 FAX: 03-3510-3702
E-mail: jspen2026@congre.co.jp
URL:https://www.congre.co.jp/jspen2026/
特別協力:公益財団法人 横浜市観光協会
序章に寄せて
皆さま、ようこそ横浜へ。2026年2月13日・14日、パシフィコ横浜にて開催される日本栄養治療学会学術集会(JSPEN2026)の大会長を務めます、国際医療福祉大学の鈴木 裕です。
本大会のテーマは「Innovation」。そして、その根底に置いた問いは「栄養治療の本質を問う─現場と知をつなぐ共創の場」です。ここは単なる情報の集積ではありません。臨床・研究・教育・産業の垣根を越え、互いの知見が響き合い、新たな発想が生まれる“共創の舞台”です。
現地参加だからこそ得られる、五感を通じた学びと出会い─それはまさに「体験する栄養治療」です。横浜の海風とともに、その熱量と息吹を感じていただければ幸いです。

1 Innovation─常識を破る勇気
医学の歴史は、常識を破る勇気の連続でした。中心静脈カテーテルの登場はその象徴であり、消化管が使えない患者に命の糧を届け、何百万、何千万もの生命を救いました。まさに驚異と呼ぶべき出来事です。
今回のテーマ「Innovation」は、夢と信念をもって常識を超える挑戦を意味します。Innovationとは単なる技術革新ではなく、患者の尊厳を守り、生活を支えるための「人間中心の創造」です。栄養治療は患者の日常に直結するがゆえに、既成概念を超えた発想が求められます。
JSPEN2026は、斬新なアイデアも、そして笑顔も心から歓迎します。安全と倫理を第一に掲げながら、学びと創造が交錯する「常識を超えた創造のテーマパーク」として、未来医療への扉を皆さまと共に開いてまいります。
2現地参加の魅力─「聴く」から「感じる」へ
Web配信の利便性は確かに魅力的です。しかし、画面越しでは伝わらない「空気」「熱量」「偶然の出会い」こそが学会の醍醐味ではないでしょうか。
現地参加の最大の価値は、演者の息遣いを感じながら直接質問できることにあります。発表者の表情、聴衆の反応、会場の緊張感─それらは研究の背景や臨床の葛藤を理解するための生きた手がかりです。知識は「聴く」だけでなく「感じる」ことで実践へと昇華します。まさに「知のライブ」です。
さらに、現地参加は「偶然の出会い」を必然へと変える力を持っています。廊下での立ち話、展示ブースでの議論、ポスター前での熱い討論─それらは未来の共同研究や新たな取り組みの種となるでしょう。
3会場設計と交流─偶然が生む共創のチャンス
JSPEN2026では、発表会場と展示会場の導線をこれまで以上に強化しました。セッションの合間に展示ブースで企業と議論し、ポスター前で仲間と語り合う─その交差点から、次の共同研究や新しい取り組みが芽吹くことを期待しています。
JSPENは医師のみならず、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリ専門職など多職種が集う学会です。1万人を超える規模でありながら、学会期間中は会場に学びと交流が集約される─それがJSPENの誇りです。横浜という街にありながら、「会場そのものが学びの都市」となる2日間を、ぜひご体感ください。

4 学びと楽しみ─知のテーマパークへ
真面目に参加される皆様にこそ、学びと楽しみの両立を。JSPEN2026では、以下のユニークな企画を用意しました。
多職種・他学会との融合
患者中心の医療を支えるため、他学会との共催セミナーを企画しました。Innovationの礎となる知的財産やアイデアの具現化についても特別講演を予定しています。
査読制度の導入
約800名の評議員が抄録を丁寧に査読し、却下するのではなく、より良い発表へ導く制度を整えました。研究者の挑戦を支える新しい仕組みです。
国際性の拡充
海外の医療者をお招きし、国内外の知が交差する場を創出します。未来に向けて新たな共創が芽吹くことを願っています。
展示会場の刷新
憩いを得て、仲間と語り、企業と商談し、実際に触れる─まるでテーマパークのような展示空間を設計しました。学術会場もコンサートホールのような高揚感を目指しています。
多彩なセミナー
ランチョン、モーニング、スイーツ、スポンサードセミナー─臨床に直結する知見から未来志向の研究まで、多彩なプログラムを揃えました。
懇親会と閉会式のサプライズ
抽選企画や演出を準備し、ハワイのフラダンスショーやオリンピックを模したフィナーレで閉会式を彩ります。
スタンプラリー
Apple WatchやiPadなど豪華景品を抽選で。外れなしで全員に記念品をご用意しました。
これらは単なる「演出」ではなく、真摯に学び、誠実に集う皆様への敬意の表現です。
結び
JSPEN2026は、学びと歓びが響き合う「知のテーマパーク」として、新たな知的冒険の扉となることを願っています。
本学術集会が、皆様にとって新たな学びと出会いの場となり、未来の栄養治療を共に築く第一歩となることを心より祈念いたします。
横浜の海風は、過去と未来をつなぐ象徴でもあります。歴史ある港町の息吹の中で、私たちは新たな医療の航路を描きます。Innovationとは、単なる技術革新ではなく、人間の尊厳を支えるための挑戦です。
大会長としての務めは、皆様の挑戦を支え、未来への扉を開くことです。どうぞ、横浜の海風と共に、Innovationの息吹を感じてください。


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